小説置き場。
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間違いだらけのLife Game
*
この世は全て 泡沫の夢
真白き箱庭に 紅の華が散る
『次に出逢う時には 幸せになろうね』
と君は言い 瞳を伏せた
前の夢は何だっけ とても大切な事だった
それだけは覚えているのに 何も思い出せない
君がいない世界は 全てが色褪せて見えて
モノクロの視界の中 僕は沈んでゆく
そして僕は夢を見る
鳴り響く轟音 迫るトラック
音は消えて 全てがゆっくりになる
突き飛ばした君はこっちを向いてただ叫ぶ
君が無事ならそれでいい
繰り返し見る夢 何を伝えようとしてるの?
僕は何を忘れてしまった?
君は誰? 僕は誰?
僕はここにいるのに どうして君はいないの?
僕の目が覚める時は来るの?
この世は全て 泡沫の夢
同じことを 何度だって繰り返す
いつになれば 君と未来(さき)へ行けるかな
巡り巡る螺旋を抜けて
そして僕の夢は醒める
君と出会いたくて 夢の先を望んだ
もう一度会えると 理由(わけ)もなく信じていた
*
二人肩寄せ合い 空を見上げて
*
目を閉じて 息を吸って
機械臭いオイルの香り それが僕に自信をくれた
「大丈夫 何度も練習しただろう?
いつも通り それでいいんだよ」
今日だけは 今だけは 僕が世界で一番
最高の音楽を届けるよ
*
あなたはそう、一陣の風。
わたしの中を吹き抜けて あっという間に去ってしまった。
*
僕は今 走り出した 遥か彼方の夢追い
手を伸ばした まだ 届きはしないけれど
だけどいつか 必ず この手に 掴んでみせるさ
もう逃げない 諦めはしない
*
あれがしたいこれがしたい
それがしたいぜんぶしたい! したい したい
気持ちばかり焦って
行動はついてこなくて
想いは先に行ってしまって
残っているのはバラバラな僕
あれもこれもそれもかれも
全部やろうとして過呼吸
馬鹿みたいに一つのことしかできないって、
誰よりも自分で知ってただろう?
*
夢を見た 追い続ければ叶うと信じてた でも僕は
叶えるまで追い続ける事ができなかった
残った夢の残骸 それを僕はポケットにしまい込んで
夢の変わりに 現実を追う
*
轟、と風が吹き抜ける。玩具のように木々はたわんで、枝から離れた葉が上へ下へと吹き飛んでゆく。
*
堕ちる、堕ちる。
天地も存在しない暗闇の中を、ただひたすら、堕ちる。
(嗚呼おれは、どこまで行くのだろう)
呼び声は、まだなく。
*
ねぇ、目を開けてよ。
ねぇ、笑いかけてよ。
どうしてあなたは眠ったまま
わたしに答えてもくれないの?
*
*
この世は全て 泡沫の夢
真白き箱庭に 紅の華が散る
『次に出逢う時には 幸せになろうね』
と君は言い 瞳を伏せた
前の夢は何だっけ とても大切な事だった
それだけは覚えているのに 何も思い出せない
君がいない世界は 全てが色褪せて見えて
モノクロの視界の中 僕は沈んでゆく
そして僕は夢を見る
鳴り響く轟音 迫るトラック
音は消えて 全てがゆっくりになる
突き飛ばした君はこっちを向いてただ叫ぶ
君が無事ならそれでいい
繰り返し見る夢 何を伝えようとしてるの?
僕は何を忘れてしまった?
君は誰? 僕は誰?
僕はここにいるのに どうして君はいないの?
僕の目が覚める時は来るの?
この世は全て 泡沫の夢
同じことを 何度だって繰り返す
いつになれば 君と未来(さき)へ行けるかな
巡り巡る螺旋を抜けて
そして僕の夢は醒める
君と出会いたくて 夢の先を望んだ
もう一度会えると 理由(わけ)もなく信じていた
*
二人肩寄せ合い 空を見上げて
*
目を閉じて 息を吸って
機械臭いオイルの香り それが僕に自信をくれた
「大丈夫 何度も練習しただろう?
いつも通り それでいいんだよ」
今日だけは 今だけは 僕が世界で一番
最高の音楽を届けるよ
*
あなたはそう、一陣の風。
わたしの中を吹き抜けて あっという間に去ってしまった。
*
僕は今 走り出した 遥か彼方の夢追い
手を伸ばした まだ 届きはしないけれど
だけどいつか 必ず この手に 掴んでみせるさ
もう逃げない 諦めはしない
*
あれがしたいこれがしたい
それがしたいぜんぶしたい! したい したい
気持ちばかり焦って
行動はついてこなくて
想いは先に行ってしまって
残っているのはバラバラな僕
あれもこれもそれもかれも
全部やろうとして過呼吸
馬鹿みたいに一つのことしかできないって、
誰よりも自分で知ってただろう?
*
夢を見た 追い続ければ叶うと信じてた でも僕は
叶えるまで追い続ける事ができなかった
残った夢の残骸 それを僕はポケットにしまい込んで
夢の変わりに 現実を追う
*
轟、と風が吹き抜ける。玩具のように木々はたわんで、枝から離れた葉が上へ下へと吹き飛んでゆく。
*
堕ちる、堕ちる。
天地も存在しない暗闇の中を、ただひたすら、堕ちる。
(嗚呼おれは、どこまで行くのだろう)
呼び声は、まだなく。
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ねぇ、目を開けてよ。
ねぇ、笑いかけてよ。
どうしてあなたは眠ったまま
わたしに答えてもくれないの?
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