小説置き場。
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・赤はキムラスカの貴色であればいい
・本編前キムラスカ組(ルーク・ガイ・ナタリア・ハイト・レック)×5
・第七音素考察
・音素の設定について
・固有振動数の定義
・髪について
・ED後設定
・赤はキムラスカの貴色であればいい。普通に赤って言ったら幅が広すぎるから、ちょっと限定して……真紅とか? アッシュみたいな色。そんな感じで王族しか真紅は身に纏ったらダメ。でも実際の王族は大体髪が赤いから服までも赤いことはあまりない。てかインゴベルト陛下はどう見ても髪が赤くないんだけど、あれは老けて白髪混じりになったと解釈していいんだよね? てか赤髪の白髪混じりってピンクになりそうで怖い。ダアトでアッシュが性懲りもなく赤が入った服を着ているのはそんな理由。……だったらいいなという妄想。多分赤はキムラスカを象徴する色ではあるんだろうけど、貴色ではないんだろうなぁ……大臣とかの印象が、赤い。
マルクトは対称的に青なんですよ。でも貴色ではない。ジェイドの服装考えたら当然だけど(笑
・
誰も守ってなんかくれない。そんなことは知っていた。何の力も無い子供は、そこに生きていることにも気付かれずにただ死ぬだけ。それが当たり前だった。
何を為さずとも生きていられる人間には、自分達のような人間は見えないのだと、僕は本気で信じていた。
・
幼いながらも同じ志を持ち、共に励ましあいながらやってきたルークの記憶喪失。あまりの衝撃に、ルークの記憶がどこかにあるんじゃないかと王宮を飛び出したナタリアがたどり着いたのは、スラム街の端の端。ルークと同じように記憶を無くしたレックを、たった一人で世話するハイトがいた。
・
これだけの思い入れのある物を売ろうと考えた自分は最悪に違いない。だがそんな物を部屋に残して出て行った彼のほうがもっと最悪なのは、言うまでもなかった。
ルークはわざと置いて行ったのだ。今まで生きてきた自分をこれから進もうとしている先に連れて行こうとはしなかった。それは残された思い出のためのことかもしれないし、それを憎んでのことだったのかもしれない。だけど決別された方としては、置いて行かれたことに違いはない。
・双子ファブレ邸に訪問編(L・G/本編前)
「ナタリアのゴガクユウ? なんだそれ」
「学友とは同じ学校で学んだ友達の事ですよ、ルーク様」
「んーと、じゃあナタリアの学校での友達だな? なんでわざわざ来るんだよ?」
「さぁ……? ナタリア様が是非紹介したいとおっしゃっていたらしいですよ」
「あのナタリアが是非、ねぇ……。想像つかねーや」
「ははっ。それは確かに」
・(N・R・H)
「おはようございます、ナタリア様」
「あら? そのようなよそよそしい口調でなくてもよくてよ?」
「流石に王城でそのような口のききかたはできません。わたしどものせいでナタリア様に不快な思いをさせたくはありません。そういうわけで、なるべくわたしにお話は振ってくださいね」
・第七音素について。
どんなにじっくり考えようとも、所詮アビスの設定は人が作ったわけで。だからまぁ、完璧じゃないのはわかるんですけど……話を書く以上、舞台を徹底的に揃えないと気が済まないんですよ。極力自然に、偶然すら必然のようにしないとだめと言いますか。各キャラの行動や、おのおのの事象にはどんなに些細であれそれぞれ理由がある、というのが信条なんで、やっぱり世界観ってのは私にとっては重要。余裕があれば創世暦すら手を出してみたいと思ってます。まぁ、そんな余裕は無いんでしょうけど。
で。
私がひっかかってるのは、「元素同士を音素が繋いでる」と「レプリカは第七音素のみで構成される」の二つです。確か前者はそれに加えて「全ての物質は元素と音素で構成されている」もありましたっけ。んでここで疑問なのがレプリカに元素が含まれているのかどうか。第七音素『のみ』の範囲が曖昧なんで、元素が含まれていてもいいと思うんですよ。んじゃ場合分け。
1.音素も元素も含めた中で「第七音素『のみ』」の時
つまり、レプリカは第七音素以外のもので体は構成されていません。元素で体は構成されていません。「全ての物体は元素と音素で構成されている」というのはまぁ、レプリカが例外なんだとします。そんなにおかしな事でもないでしょ。
多分これが一般的な解釈だと思うんですが、一つ納得いかないことが。
レプリカだって人間です。食べ物を食べますよね。で、大前提として「第七音素のみで構成されているのはレプリカだけ」があるとします。それで食べ物ですが、これは当然第七音素以外の音素を含んでますし、元素だってきっと含んでいるのでしょう。それを食べ、消化したレプリカの体の構成は第七音素だけ。残りは何処に行ったんでしょう? 考えられそうな事を上げてみます。
a.排泄された(第七音素以外は体を素通り)
b.体内で第七音素に変換された
a.ですが、そもそも普通の物の第七音素の量はそれほど多くないと思います。それに例え食べ物の半分が第七音素だとしても、レプリカは人の倍は食べないと生きていけなくなります。ルークが大食いという描写もありませんし、そうだったとしても違和感があるし、a.は違うかなぁと思います。
b.は多分元素の定義を考えなおさないとダメだと思います。つまり、元素⇔第七音素(というか音素)だということに。というのは、音素と元素が本質的には同じということになりますよねって話。水と氷の差みたいなもんですか。で、これが有り得たら、レプリカは生まれながらにして他の元素や音素を第七音素に変換する性質を持つ事になります。となるとゲーム中での価値観と少しずれるかなぁ……といいますか。本当にそんなことができるなら、第七音素を得る為にレプリカを太らせてから殺すような人間もでてきそうですね。要するに、これが正しいとも思いたくないです。
よって解無し、と数学なら書きたいところです。
2.音素の範囲で「第七音素のみ」の時
ちょっと解釈が強引ですが、まぁ言えなくもないですね。つまり、元素+接着剤の第七音素 で体が構成されているということです。
こうなるとレプリカの死に方とつじつまを合わせないといけません。音素が乖離してしまうと元素は物質として存在できないとかはどうでしょうか。イメージだけで言うなら元素が原子核で、音素が電子、みたいな感じ。二つ合わせて原子。
・
音素の設定ですが、各音素の振動数は平均値、もしくは最もその音素の性質を顕著に示す振動数とします。あ、意識集合体と同じ振動数とかでもいいや。第一、第二などの違いは何か別の要因があるんでしょ。
これはレプリカがみんな第七音素でできてるのにローレライと振動数が同じなのはルークだけというのが納得いかないんで捏造しました。
しかし今更ながらに思ったのですが、音素振動数の単位は何なんですかね。Hzだったら一秒間に数回しか振動しませんよ。
・
ちなみに同位体達の固有振動数ですが、当然アッシュとルークが同じ、ハイトとレックが同じです。なんだけど体に含まれる音素の比率は全然違って、アッシュとハイトは第一から第七までの音素が互いに互いの振動を増幅させたり打ち消しあったりして、固有振動数を持ってます。んでアッシュはたまたま? それがローレライの振動数と同じ。ルークとレックは完全に被験者の固有振動数と同じ振動数の第七音素で構成されています。それがどーしたって話ですが。
ちなみに私は極力レプリカの元となった人間を『被験者』、レプリカじゃない人間を『オリジナル』と書くようにしてます。読み方はどっちも『オリジナル』。
要するにアッシュは『オリジナル』であって『被験者』だけどガイとかは『オリジナル』なだけ。ルークとかレックは『レプリカ』です。
それと『ルーク』ですが、ハイト視点で書いてる時は(奴だけがアッシュをルークと呼ぶので)ルークもアッシュも『ルーク』で書く事があります。後レプリカルークが生まれる前のアッシュもルーク表記することがあります。で、ややこしい時はレプリカルークとも書きます。多分。
・
レプリカの切った髪は結構すぐに音素乖離して消滅します。で、この時周辺ではレプリカの構成音素である第七音素の濃度が上昇します。特にレプリカが同位体だと、自分(もしくは被験者)の固有振動数と同じ振動数の第七音素が周辺に密集します。で、そういう音素は他の音素よりも反応しやすいんです。
というわけで、髪の毛を触媒にして第七譜術を発動させる描写が、もしかしたらあるかも……?
ルークの断髪もこれでいくつもりです。アクゼリュスを落とす為にアッシュが超振動を使った時の触媒。だから短髪でも中身は長髪だったり。一応性格は(長髪+短髪)÷2もしくは(長髪+長髪+短髪)÷3くらいのイメージです。書いたことないからよくわかんないけど。現在の設定だとアッシュが結構ルークに負い目を持ってそうなんで、ルークは開き直り気味で行こうかなぁ……? まあ、レックを見てたらレプリカだのオリジナルだのはどうでもいいと思えたんでしょ。
ただし当のレックは、レプリカもオリジナルもなんら違いはないと思っているし、そう思うオリジナルもいるとは知っているけど、だからといってオリジナルとレプリカ何の問題もなく共存できるとは思ってません。はっきりと結論を下したのはレムの塔の時。レプリカの命の軽さを痛感した時。オリジナルにとってレプリカの命が軽いのではなくて、ただレプリカの命が軽いだけ。その重み付けはオリジナルにやって貰うのではなくて、レプリカ自身がしなければいけない。レプリカによって世界が救われた、だからオリジナルにとってレプリカの命は軽くない、だから重い、じゃなくてレプリカの命はそれだけで重いんだ、と言い切らないといけない。これがレックの親離れかなぁ。ハイトには絶対にできないことを、レックは見つけたのだから。
・ED後のレプリカ事情は、実はそんなに酷くなりません。まずレプリカにはレムの塔周辺(始めから魔界にあったところ)が自治区として与えられます。んで、本編中に何らかの教育を受ける機会があったレプリカ達を中心として各国の援助も受けつつなんとかしてます。民間でも双子の研究者仲間達を筆頭に、自主的にレプリカ保護をする人が出てきます。一気に何人もは無理だけど、家族が一人増えるくらいなら、なんとかなるかも、という具合に。反発ももちろん多いんだけど、でもそういう人も徐々に広がりつつある、という感じ。レックが思っていたよりも人間は優しかった、というよりはレックとハイトが知らず知らずのうちに人々を変えていたんですよ。もしくは、レックに世界に絶望してほしくない、という想いか。ハイトは寿命が短くなりがちなレプリカの延命技術を発達させる研究を始めますが、レックは本当はレプリカは死んじゃった方がいいんじゃないか位には思ってます。自分のようにオリジナルに受け入れられたレプリカはいいだろうけど、そうじゃないレプリカにとって世界はあまりにも生きづらい。命の尊厳もなくただ生きるだけなのだったら、幸せを知らないが故に不幸であることに気付けないというのなら、寧ろ死んでしまう方がいいのではないか。生が苦しみでしかない者にとって唯一の救いである死を、むやみに奪い取るべきではない。そしてそんなレプリカがいるのに、自分は延命措置を受けるなんてあんまりではないか。って具合に。いや、医療については肯定的ですよ?
ゆくゆくは創世暦時代の技術を復活させていって、レムの塔が都市として栄えればいいなぁと思います。
マルクトは対称的に青なんですよ。でも貴色ではない。ジェイドの服装考えたら当然だけど(笑
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誰も守ってなんかくれない。そんなことは知っていた。何の力も無い子供は、そこに生きていることにも気付かれずにただ死ぬだけ。それが当たり前だった。
何を為さずとも生きていられる人間には、自分達のような人間は見えないのだと、僕は本気で信じていた。
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幼いながらも同じ志を持ち、共に励ましあいながらやってきたルークの記憶喪失。あまりの衝撃に、ルークの記憶がどこかにあるんじゃないかと王宮を飛び出したナタリアがたどり着いたのは、スラム街の端の端。ルークと同じように記憶を無くしたレックを、たった一人で世話するハイトがいた。
・
これだけの思い入れのある物を売ろうと考えた自分は最悪に違いない。だがそんな物を部屋に残して出て行った彼のほうがもっと最悪なのは、言うまでもなかった。
ルークはわざと置いて行ったのだ。今まで生きてきた自分をこれから進もうとしている先に連れて行こうとはしなかった。それは残された思い出のためのことかもしれないし、それを憎んでのことだったのかもしれない。だけど決別された方としては、置いて行かれたことに違いはない。
・双子ファブレ邸に訪問編(L・G/本編前)
「ナタリアのゴガクユウ? なんだそれ」
「学友とは同じ学校で学んだ友達の事ですよ、ルーク様」
「んーと、じゃあナタリアの学校での友達だな? なんでわざわざ来るんだよ?」
「さぁ……? ナタリア様が是非紹介したいとおっしゃっていたらしいですよ」
「あのナタリアが是非、ねぇ……。想像つかねーや」
「ははっ。それは確かに」
・(N・R・H)
「おはようございます、ナタリア様」
「あら? そのようなよそよそしい口調でなくてもよくてよ?」
「流石に王城でそのような口のききかたはできません。わたしどものせいでナタリア様に不快な思いをさせたくはありません。そういうわけで、なるべくわたしにお話は振ってくださいね」
・第七音素について。
どんなにじっくり考えようとも、所詮アビスの設定は人が作ったわけで。だからまぁ、完璧じゃないのはわかるんですけど……話を書く以上、舞台を徹底的に揃えないと気が済まないんですよ。極力自然に、偶然すら必然のようにしないとだめと言いますか。各キャラの行動や、おのおのの事象にはどんなに些細であれそれぞれ理由がある、というのが信条なんで、やっぱり世界観ってのは私にとっては重要。余裕があれば創世暦すら手を出してみたいと思ってます。まぁ、そんな余裕は無いんでしょうけど。
で。
私がひっかかってるのは、「元素同士を音素が繋いでる」と「レプリカは第七音素のみで構成される」の二つです。確か前者はそれに加えて「全ての物質は元素と音素で構成されている」もありましたっけ。んでここで疑問なのがレプリカに元素が含まれているのかどうか。第七音素『のみ』の範囲が曖昧なんで、元素が含まれていてもいいと思うんですよ。んじゃ場合分け。
1.音素も元素も含めた中で「第七音素『のみ』」の時
つまり、レプリカは第七音素以外のもので体は構成されていません。元素で体は構成されていません。「全ての物体は元素と音素で構成されている」というのはまぁ、レプリカが例外なんだとします。そんなにおかしな事でもないでしょ。
多分これが一般的な解釈だと思うんですが、一つ納得いかないことが。
レプリカだって人間です。食べ物を食べますよね。で、大前提として「第七音素のみで構成されているのはレプリカだけ」があるとします。それで食べ物ですが、これは当然第七音素以外の音素を含んでますし、元素だってきっと含んでいるのでしょう。それを食べ、消化したレプリカの体の構成は第七音素だけ。残りは何処に行ったんでしょう? 考えられそうな事を上げてみます。
a.排泄された(第七音素以外は体を素通り)
b.体内で第七音素に変換された
a.ですが、そもそも普通の物の第七音素の量はそれほど多くないと思います。それに例え食べ物の半分が第七音素だとしても、レプリカは人の倍は食べないと生きていけなくなります。ルークが大食いという描写もありませんし、そうだったとしても違和感があるし、a.は違うかなぁと思います。
b.は多分元素の定義を考えなおさないとダメだと思います。つまり、元素⇔第七音素(というか音素)だということに。というのは、音素と元素が本質的には同じということになりますよねって話。水と氷の差みたいなもんですか。で、これが有り得たら、レプリカは生まれながらにして他の元素や音素を第七音素に変換する性質を持つ事になります。となるとゲーム中での価値観と少しずれるかなぁ……といいますか。本当にそんなことができるなら、第七音素を得る為にレプリカを太らせてから殺すような人間もでてきそうですね。要するに、これが正しいとも思いたくないです。
よって解無し、と数学なら書きたいところです。
2.音素の範囲で「第七音素のみ」の時
ちょっと解釈が強引ですが、まぁ言えなくもないですね。つまり、元素+接着剤の第七音素 で体が構成されているということです。
こうなるとレプリカの死に方とつじつまを合わせないといけません。音素が乖離してしまうと元素は物質として存在できないとかはどうでしょうか。イメージだけで言うなら元素が原子核で、音素が電子、みたいな感じ。二つ合わせて原子。
・
音素の設定ですが、各音素の振動数は平均値、もしくは最もその音素の性質を顕著に示す振動数とします。あ、意識集合体と同じ振動数とかでもいいや。第一、第二などの違いは何か別の要因があるんでしょ。
これはレプリカがみんな第七音素でできてるのにローレライと振動数が同じなのはルークだけというのが納得いかないんで捏造しました。
しかし今更ながらに思ったのですが、音素振動数の単位は何なんですかね。Hzだったら一秒間に数回しか振動しませんよ。
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ちなみに同位体達の固有振動数ですが、当然アッシュとルークが同じ、ハイトとレックが同じです。なんだけど体に含まれる音素の比率は全然違って、アッシュとハイトは第一から第七までの音素が互いに互いの振動を増幅させたり打ち消しあったりして、固有振動数を持ってます。んでアッシュはたまたま? それがローレライの振動数と同じ。ルークとレックは完全に被験者の固有振動数と同じ振動数の第七音素で構成されています。それがどーしたって話ですが。
ちなみに私は極力レプリカの元となった人間を『被験者』、レプリカじゃない人間を『オリジナル』と書くようにしてます。読み方はどっちも『オリジナル』。
要するにアッシュは『オリジナル』であって『被験者』だけどガイとかは『オリジナル』なだけ。ルークとかレックは『レプリカ』です。
それと『ルーク』ですが、ハイト視点で書いてる時は(奴だけがアッシュをルークと呼ぶので)ルークもアッシュも『ルーク』で書く事があります。後レプリカルークが生まれる前のアッシュもルーク表記することがあります。で、ややこしい時はレプリカルークとも書きます。多分。
・
レプリカの切った髪は結構すぐに音素乖離して消滅します。で、この時周辺ではレプリカの構成音素である第七音素の濃度が上昇します。特にレプリカが同位体だと、自分(もしくは被験者)の固有振動数と同じ振動数の第七音素が周辺に密集します。で、そういう音素は他の音素よりも反応しやすいんです。
というわけで、髪の毛を触媒にして第七譜術を発動させる描写が、もしかしたらあるかも……?
ルークの断髪もこれでいくつもりです。アクゼリュスを落とす為にアッシュが超振動を使った時の触媒。だから短髪でも中身は長髪だったり。一応性格は(長髪+短髪)÷2もしくは(長髪+長髪+短髪)÷3くらいのイメージです。書いたことないからよくわかんないけど。現在の設定だとアッシュが結構ルークに負い目を持ってそうなんで、ルークは開き直り気味で行こうかなぁ……? まあ、レックを見てたらレプリカだのオリジナルだのはどうでもいいと思えたんでしょ。
ただし当のレックは、レプリカもオリジナルもなんら違いはないと思っているし、そう思うオリジナルもいるとは知っているけど、だからといってオリジナルとレプリカ何の問題もなく共存できるとは思ってません。はっきりと結論を下したのはレムの塔の時。レプリカの命の軽さを痛感した時。オリジナルにとってレプリカの命が軽いのではなくて、ただレプリカの命が軽いだけ。その重み付けはオリジナルにやって貰うのではなくて、レプリカ自身がしなければいけない。レプリカによって世界が救われた、だからオリジナルにとってレプリカの命は軽くない、だから重い、じゃなくてレプリカの命はそれだけで重いんだ、と言い切らないといけない。これがレックの親離れかなぁ。ハイトには絶対にできないことを、レックは見つけたのだから。
・ED後のレプリカ事情は、実はそんなに酷くなりません。まずレプリカにはレムの塔周辺(始めから魔界にあったところ)が自治区として与えられます。んで、本編中に何らかの教育を受ける機会があったレプリカ達を中心として各国の援助も受けつつなんとかしてます。民間でも双子の研究者仲間達を筆頭に、自主的にレプリカ保護をする人が出てきます。一気に何人もは無理だけど、家族が一人増えるくらいなら、なんとかなるかも、という具合に。反発ももちろん多いんだけど、でもそういう人も徐々に広がりつつある、という感じ。レックが思っていたよりも人間は優しかった、というよりはレックとハイトが知らず知らずのうちに人々を変えていたんですよ。もしくは、レックに世界に絶望してほしくない、という想いか。ハイトは寿命が短くなりがちなレプリカの延命技術を発達させる研究を始めますが、レックは本当はレプリカは死んじゃった方がいいんじゃないか位には思ってます。自分のようにオリジナルに受け入れられたレプリカはいいだろうけど、そうじゃないレプリカにとって世界はあまりにも生きづらい。命の尊厳もなくただ生きるだけなのだったら、幸せを知らないが故に不幸であることに気付けないというのなら、寧ろ死んでしまう方がいいのではないか。生が苦しみでしかない者にとって唯一の救いである死を、むやみに奪い取るべきではない。そしてそんなレプリカがいるのに、自分は延命措置を受けるなんてあんまりではないか。って具合に。いや、医療については肯定的ですよ?
ゆくゆくは創世暦時代の技術を復活させていって、レムの塔が都市として栄えればいいなぁと思います。
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