小説置き場。
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――大丈夫だよ。
――僕がいるから、怖い夢なんて見ない。
――だからぐっすりお休み、ルーク。
「これはこれは……どうしたもんかね」
「ふぁぁあ、あ……おはよう、ガイ」
「あぁ。おはよう、ハイト。……何があったんだ?」
「ん? あぁーこれ? 眠れなさそうだったから僕が添い寝してあげたんだ」
「違ぇ。お前が寝れないから俺んとこに押しかけたんだろうが」
「ん、おはよう、ルーク」
「…………だから俺はアッシュだと」
「お、は、よ、う」
「…………おはよう、ハイト」
「ガイには?」
「……オハヨウゴザイマス」
「お、おぉ……おはよう、アッシュ」
「よしよし。ガイ、もしかしてものすごく遅かったりする?」
「いや、二人ともいつもは早いから、今日はどうしたのかと思って様子を見に来たんだよ。まだ寝てても大丈夫だ」
「……寝過ぎだ。起きる。どけ、ハイト」
「わ、ちょ、蹴るのは無いんじゃない?」
「邪魔だ」
「元気になったみたいで、よかったかな?」
「あいつ最近眠れてなかっただろう? 何したんだ?」
「特には何も。隣で子守唄を歌って背中を叩いてたくらいだよ」
「……よくそれを受け入れたな」
「まぁ眠かったみたいだしね。文句を言う元気も無かったみたい。しばらくしたらころっと眠ったよ。僕が寝たのはそれからだからほとんど寝てないんだけどね……よっと。アッシュー? 洗面所まだー?」
でもイメージは修学旅行の朝
*****
「いっ……てぇ」
――もしもし? レック? 繋がっちゃった?
「ハ、イト……?」
――聞こえてるみたいだね。頭痛大丈夫?
「だい、じょーぶ……これ、何?」
――僕の方に流れてくる第七音素の流れがあってね。嫌な予感がしたから辿ってみたんだけど……ホントに大丈夫?
「心、配されても治んないから、はや、く……」
――ごめん。手短にいくよ。レックの音素が僕に流れて来てる。原因はおそらく超振動で、多分僕達は大爆発が始まりつつある。極力フォンスロットを閉じて、音素が逃げないようにして。譜術は使うのも使われるのもまずい。それでできるだけ早くディストに会って欲しい。僕も見つけたらこれで連絡するから。それと頭痛の原因、できれば考えておいて。
「わか、った……」
――それじゃあ、切るよ。負担かけてごめんね、レック。
「へーきだ、って」
*****
「ねぇアッシュ。ディストに会いたいんだけどどうすればいい?」
「ディスト? あんな奴に何の用があるんだよ」
「ちょっと命に関わることで出来るだけ早く相談したいことがあるんだ。ダアトに行けばいいかな?」
「ちょっと待て。命に関わるって何だ」
「大爆発って何って博士に聞いたらわかるから。それで、ダアトでいいの?」
「ダアトに行ったところで会えるかはわかんねぇよ。だがそれしか無いだろうな。あいつの副官のライナーって奴ならディストと連絡をとれるはずだ」
「じゃあライナーさんに会えばいいの? どうやって?」
「ライナーに直に会うのもキツイな。あいつは本部に篭りきりだ。ダアトの警備には第六師団員も配置されている。そいつらに頼み込んでカンタビレに面会させて貰え。あいつなら事情を話せば協力してくれるはずだ。カンタビレが無理なら副官のアレクでもいい」
「カンタビレって……あの第六師団長の?」
「あぁ。上手くいけばシンクやアリエッタ辺りを使って探してくれるかもしれない。まぁそれが無理でも部下を使えばすぐに見つかるだろ」
「? カンタビレって君達と仲が悪いんじゃあなかったの?」
「誰がそんなことを言ったんだ?」
「あー、いいや。それで、そんなに簡単に面会できるの?」
「俺からの使いということにしておけ。俺が『身長は伸びたか』と聞きたがってきた、とでも言えば通してもらえる」
「……すごい合言葉」
*****
「大丈夫。怖くないよ。俺は消えるんじゃ、ないから。ハイトと一緒に生きるんだ。だから、怖くない。怖くない」
「いいのか、あいつの傍にいなくて」
「……怖がらないと、だめなんだよ。それがレックがレックとして生きているということ。僕の一部になるだけだから、元に戻るだけだから怖くない、なんて思ったら駄目なんだよ。そうして僕は、他人を喰らって生きる。それからの僕が僕であるかどうかはわからないけど、でも二人分生きる。生きなきゃいけない」
「……まだ、そうと決まったわけじゃない」
「そうだね。まだ大爆発が起きるかはわからない。だけどねルーク。当事者である僕らにとっては同じ事なんだよ。僕らが恐れているのは未来の死なんだから」
*****
大爆発ネタ。あくまでもパラレルです。誰も死なないハッピーエンドが目標なので。
・各キャラの改変具合
ルーク
傲慢・我が儘は始めから少なめ(俺様ではあるけど)。物知らずな常識人。無知であることは自覚している。断髪後は原作-卑屈みたいな感じ。アクゼリュスに関しては手を下してないし、レムの塔も初めからアッシュとの共同作業で死ぬことは無いし(レプリカは死ぬ)、音素乖離も無いので原作の悲壮感が無い。
ティア
今のところ特に予定無し。
ジェイド
裏設定として預言が詠めない体質。生まれる時代を間違えてしまった人。もはや人の皮を被った人を超越してしまった人で、創世暦時代にタイムスリップしても一月くらいいれば天才と呼ばれるようになりそうなくらいには天才。生まれる時代を2000年ほど間違えた人間。現在もジェイドしか理解できない事象をたくさん知っているがジェイドしか理解できないのであんまり意味はない。それだけ頭がいいくせに運動能力も超一流とほんとに人外。譜術能力ももはや人外でまさしくマルクトの人間兵器。譜術を使えば一人で師団一つは潰せると思う。精神面も相当他人とは違っていて人間味が無かったのをピオニーとかが頑張ってなんとか現在の形に。ジェイドを変えるのはやっぱり赤毛であってほしいのですが、ジェイドの友人になるのはルークだけだと思う。
アニス
カンタビレの指導のおかげで誰彼構わず拝金主義を発揮することはない。モースの件についてはカンタビレが実は借金を肩代わりしたため逆らってもいいのだがカンタビレの指示でモースに従っているふりをしている。何をモースに伝えたかは逐一カンタビレに報告しているが二重スパイとかは特にしていない。ダアト組はカンタビレの干渉がすごいっす。
ガイ・ナタリア
まぁ原作どおり。
アッシュ
原作とは正反対でルークを嫌っていない。レプリカ誕生前にハイトと出会って全く新しい価値観を植え付けられた。貧乏くじを苦笑しながら引きまくる年少組のお兄ちゃん。口が悪いのと眉間のしわは相変わらず。
シンク・アリエッタ
普通にイオンもアニスもアッシュも交えて仲がよかったりする。シンクはディストに世話を焼かれてる。
ディスト
大爆発回避法を見つける為に六神将に。原作の原型をほぼ留めていない。ジェイド化してる
カンタビレ
オリジナルイオンに預言を受け付けない体質(異世界人だから)を気に入られて導師守護役に。イオンが死ぬ直前に詠師職に叙せられて第六師団長となる。外見と中身のギャップのおかげか年上の多い部下達にも慕われている模様。人心を掴むのは上手い。下手したらルークよりも長くオールドラントにいるが歳を全然とらない。正体はTOD2ED後のリオン。
考えたことのあるオリキャラ達
・ルーク付き使用人 フィン
天涯孤独な元下級貴族。
「あなたの傲慢さに救われたんです。どうかそのことまでは、否定なさらないで下さい」
・元白光騎士団員 ディック
ルークの体術の師。ルークを屋敷から連れ出したことがバレて首になった。現在は昔のようにケセドニアで傭兵生活。
・もしかしたらルークだったかもしれない人 ラディウス
アッシュの一日前に赤毛緑瞳で生まれた中流貴族。バチカル時代のアッシュの数少ない友人。王位継承権を持つがその気はない。下手するとナタリアと結婚させられかねない。
・ディストの部下二人
男女でディストに代わってハイトとかレックの世話もしていた。ホド出身かな? 本編時では女の方は良心の呵責に耐え兼ねて自殺。男の方はまだディストの部下を続けてる。
・もう一人の緑っ子
イオンレプリカのうちの一人。言語能力に著しい劣化が見られ話すことができない。失語症状態。耳・目などは健全。髪は染めているので緑ではなく、瞳の色を変えるために譜眼を施した。譜眼を制御できる辺り元から譜術の能力があったと思われるが、それに譜眼も相俟って譜術能力は被験者よりある。詠唱破棄で譜術を展開できる鬼才。
*****
・時間は最初のルークの帰還の時
「公爵家の屋敷に侵入して子息を害した身で、よく再びここに来る気になりましたね。身の程を知ったらどうですか」
「フィン! 俺の友人だ!」
「お言葉ですがルーク様、本来ならばこのような所業を行った輩は死罪となってもおかしくは無いのですよ。それを簡単にお許しになってしまわれると他の者に示しがつかなくなります。それでもそうおっしゃいますか」
「ティアに俺を害す気はなかったし、事実俺は何もされていない。ありゃ事故だったんだ。示しがつかないったって、結局は公爵家の面子が潰れたって事だろーが。俺を逃がさない為の警備は万全だったくせに、外からの侵入に対してはザルだったっつーわけだ。為すべき事はそっちの強化であって、ファブレ公爵家に対しては何の敵意を持っていなかったティアを罰する事じゃねぇ。どーだ」
「そこまでお考えでしたら私からは何も言いません。出過ぎた事を申し上げました。失礼いたします」
「何よあいつ。感じ悪ーい」
「アニス。そんな事を言うべきではありませんよ」
「はぁい。ごめんなさい、ルーク様」
「え、いやあれは明らかに感じ悪いから別にいいけど。しっかしティアに対してはあんなに言うのに、敵国が服着て歩いてるジェイドが屋敷に入るのは何のお咎めもないのな」
「おや、一応私は和平の使者ですが?」
「そんなこと屋敷の下っ端連中が知ってるかよ。さて、と……皆、時間はあるか?」
「ええ、ありますけど……?」
「よし、じゃあこの辺がいいかな。ガイ」
「はいはい、テーブルだな?」
「頼んだ。俺は厨房に行ってなんか無いか聞いてくる。それとティア」
「わ、私?」
「お前以外に誰がいるんだよ。母上のところに寄るから来いよ」
「……ルーク。何があるのかさっぱりわかりませんが?」
「へ? ……あぁ悪ぃ、茶会だよ。流石に俺の部屋にこの人数はきついからな。皆は花でも見てちょっと待っててくれよ。んじゃ行くぞ、ティア」
「あ、ガイ。お茶を用意したんだけど何処に持って行けば……中庭?」
「当たりだ。やっぱり紅茶をいれに行ってたんだな」
「ルーク様の御友人なんだから当然だよ」
「付け合わせは何かありそうか?」
「ルーク様に出すおやつを用意していたから多分大丈夫。お茶会にするなら持って来るように言いに行かないと」
「あー、それはさっきルークが行った」
「……御自分で?」
「ああ」
「はぁ……そういう事は周りの者に申し付けろと何度も言ったのに」
「まあいいじゃないか、ルークらしいよ」
「そうだね、ルーク様らしい。……本当に、帰ってこられてよかった」
「お、来た来た」
「わぁー、おいしそーう♪」
「そういえばすっげぇ甘いと思うんだけど大丈夫か? 特にジェイド」
「私は大丈夫ですよ」
「俺は苦手なんだが? ルーク」
「お前は諦めろ。ちゃんと食ってやるから」
「な、酷いぞお前!」
「今更だな。ほーら端っこ、ちょっとはマシだろ」
「ルーク様ぁ、私これがいいです」
「はいはい、どーぞ。ティアは?」
「わ、私はどれでもいいわよ」
「遠慮すんなって。美味そうなところは……っと、ほら」
「あ、ありがとう……」
「イオンはどうする? まぁ後三つしかねーけど」
「僕は……そうですね、その左端のをお願いします」
「はいよっと。ジェイドはこいつな」
「おや、私には聞いてくださらないのですか?」
「大人なんだから我慢しろよ」
――僕がいるから、怖い夢なんて見ない。
――だからぐっすりお休み、ルーク。
「これはこれは……どうしたもんかね」
「ふぁぁあ、あ……おはよう、ガイ」
「あぁ。おはよう、ハイト。……何があったんだ?」
「ん? あぁーこれ? 眠れなさそうだったから僕が添い寝してあげたんだ」
「違ぇ。お前が寝れないから俺んとこに押しかけたんだろうが」
「ん、おはよう、ルーク」
「…………だから俺はアッシュだと」
「お、は、よ、う」
「…………おはよう、ハイト」
「ガイには?」
「……オハヨウゴザイマス」
「お、おぉ……おはよう、アッシュ」
「よしよし。ガイ、もしかしてものすごく遅かったりする?」
「いや、二人ともいつもは早いから、今日はどうしたのかと思って様子を見に来たんだよ。まだ寝てても大丈夫だ」
「……寝過ぎだ。起きる。どけ、ハイト」
「わ、ちょ、蹴るのは無いんじゃない?」
「邪魔だ」
「元気になったみたいで、よかったかな?」
「あいつ最近眠れてなかっただろう? 何したんだ?」
「特には何も。隣で子守唄を歌って背中を叩いてたくらいだよ」
「……よくそれを受け入れたな」
「まぁ眠かったみたいだしね。文句を言う元気も無かったみたい。しばらくしたらころっと眠ったよ。僕が寝たのはそれからだからほとんど寝てないんだけどね……よっと。アッシュー? 洗面所まだー?」
でもイメージは修学旅行の朝
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「いっ……てぇ」
――もしもし? レック? 繋がっちゃった?
「ハ、イト……?」
――聞こえてるみたいだね。頭痛大丈夫?
「だい、じょーぶ……これ、何?」
――僕の方に流れてくる第七音素の流れがあってね。嫌な予感がしたから辿ってみたんだけど……ホントに大丈夫?
「心、配されても治んないから、はや、く……」
――ごめん。手短にいくよ。レックの音素が僕に流れて来てる。原因はおそらく超振動で、多分僕達は大爆発が始まりつつある。極力フォンスロットを閉じて、音素が逃げないようにして。譜術は使うのも使われるのもまずい。それでできるだけ早くディストに会って欲しい。僕も見つけたらこれで連絡するから。それと頭痛の原因、できれば考えておいて。
「わか、った……」
――それじゃあ、切るよ。負担かけてごめんね、レック。
「へーきだ、って」
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「ねぇアッシュ。ディストに会いたいんだけどどうすればいい?」
「ディスト? あんな奴に何の用があるんだよ」
「ちょっと命に関わることで出来るだけ早く相談したいことがあるんだ。ダアトに行けばいいかな?」
「ちょっと待て。命に関わるって何だ」
「大爆発って何って博士に聞いたらわかるから。それで、ダアトでいいの?」
「ダアトに行ったところで会えるかはわかんねぇよ。だがそれしか無いだろうな。あいつの副官のライナーって奴ならディストと連絡をとれるはずだ」
「じゃあライナーさんに会えばいいの? どうやって?」
「ライナーに直に会うのもキツイな。あいつは本部に篭りきりだ。ダアトの警備には第六師団員も配置されている。そいつらに頼み込んでカンタビレに面会させて貰え。あいつなら事情を話せば協力してくれるはずだ。カンタビレが無理なら副官のアレクでもいい」
「カンタビレって……あの第六師団長の?」
「あぁ。上手くいけばシンクやアリエッタ辺りを使って探してくれるかもしれない。まぁそれが無理でも部下を使えばすぐに見つかるだろ」
「? カンタビレって君達と仲が悪いんじゃあなかったの?」
「誰がそんなことを言ったんだ?」
「あー、いいや。それで、そんなに簡単に面会できるの?」
「俺からの使いということにしておけ。俺が『身長は伸びたか』と聞きたがってきた、とでも言えば通してもらえる」
「……すごい合言葉」
*****
「大丈夫。怖くないよ。俺は消えるんじゃ、ないから。ハイトと一緒に生きるんだ。だから、怖くない。怖くない」
「いいのか、あいつの傍にいなくて」
「……怖がらないと、だめなんだよ。それがレックがレックとして生きているということ。僕の一部になるだけだから、元に戻るだけだから怖くない、なんて思ったら駄目なんだよ。そうして僕は、他人を喰らって生きる。それからの僕が僕であるかどうかはわからないけど、でも二人分生きる。生きなきゃいけない」
「……まだ、そうと決まったわけじゃない」
「そうだね。まだ大爆発が起きるかはわからない。だけどねルーク。当事者である僕らにとっては同じ事なんだよ。僕らが恐れているのは未来の死なんだから」
*****
大爆発ネタ。あくまでもパラレルです。誰も死なないハッピーエンドが目標なので。
・各キャラの改変具合
ルーク
傲慢・我が儘は始めから少なめ(俺様ではあるけど)。物知らずな常識人。無知であることは自覚している。断髪後は原作-卑屈みたいな感じ。アクゼリュスに関しては手を下してないし、レムの塔も初めからアッシュとの共同作業で死ぬことは無いし(レプリカは死ぬ)、音素乖離も無いので原作の悲壮感が無い。
ティア
今のところ特に予定無し。
ジェイド
裏設定として預言が詠めない体質。生まれる時代を間違えてしまった人。もはや人の皮を被った人を超越してしまった人で、創世暦時代にタイムスリップしても一月くらいいれば天才と呼ばれるようになりそうなくらいには天才。生まれる時代を2000年ほど間違えた人間。現在もジェイドしか理解できない事象をたくさん知っているがジェイドしか理解できないのであんまり意味はない。それだけ頭がいいくせに運動能力も超一流とほんとに人外。譜術能力ももはや人外でまさしくマルクトの人間兵器。譜術を使えば一人で師団一つは潰せると思う。精神面も相当他人とは違っていて人間味が無かったのをピオニーとかが頑張ってなんとか現在の形に。ジェイドを変えるのはやっぱり赤毛であってほしいのですが、ジェイドの友人になるのはルークだけだと思う。
アニス
カンタビレの指導のおかげで誰彼構わず拝金主義を発揮することはない。モースの件についてはカンタビレが実は借金を肩代わりしたため逆らってもいいのだがカンタビレの指示でモースに従っているふりをしている。何をモースに伝えたかは逐一カンタビレに報告しているが二重スパイとかは特にしていない。ダアト組はカンタビレの干渉がすごいっす。
ガイ・ナタリア
まぁ原作どおり。
アッシュ
原作とは正反対でルークを嫌っていない。レプリカ誕生前にハイトと出会って全く新しい価値観を植え付けられた。貧乏くじを苦笑しながら引きまくる年少組のお兄ちゃん。口が悪いのと眉間のしわは相変わらず。
シンク・アリエッタ
普通にイオンもアニスもアッシュも交えて仲がよかったりする。シンクはディストに世話を焼かれてる。
ディスト
大爆発回避法を見つける為に六神将に。原作の原型をほぼ留めていない。ジェイド化してる
カンタビレ
オリジナルイオンに預言を受け付けない体質(異世界人だから)を気に入られて導師守護役に。イオンが死ぬ直前に詠師職に叙せられて第六師団長となる。外見と中身のギャップのおかげか年上の多い部下達にも慕われている模様。人心を掴むのは上手い。下手したらルークよりも長くオールドラントにいるが歳を全然とらない。正体はTOD2ED後のリオン。
考えたことのあるオリキャラ達
・ルーク付き使用人 フィン
天涯孤独な元下級貴族。
「あなたの傲慢さに救われたんです。どうかそのことまでは、否定なさらないで下さい」
・元白光騎士団員 ディック
ルークの体術の師。ルークを屋敷から連れ出したことがバレて首になった。現在は昔のようにケセドニアで傭兵生活。
・もしかしたらルークだったかもしれない人 ラディウス
アッシュの一日前に赤毛緑瞳で生まれた中流貴族。バチカル時代のアッシュの数少ない友人。王位継承権を持つがその気はない。下手するとナタリアと結婚させられかねない。
・ディストの部下二人
男女でディストに代わってハイトとかレックの世話もしていた。ホド出身かな? 本編時では女の方は良心の呵責に耐え兼ねて自殺。男の方はまだディストの部下を続けてる。
・もう一人の緑っ子
イオンレプリカのうちの一人。言語能力に著しい劣化が見られ話すことができない。失語症状態。耳・目などは健全。髪は染めているので緑ではなく、瞳の色を変えるために譜眼を施した。譜眼を制御できる辺り元から譜術の能力があったと思われるが、それに譜眼も相俟って譜術能力は被験者よりある。詠唱破棄で譜術を展開できる鬼才。
*****
・時間は最初のルークの帰還の時
「公爵家の屋敷に侵入して子息を害した身で、よく再びここに来る気になりましたね。身の程を知ったらどうですか」
「フィン! 俺の友人だ!」
「お言葉ですがルーク様、本来ならばこのような所業を行った輩は死罪となってもおかしくは無いのですよ。それを簡単にお許しになってしまわれると他の者に示しがつかなくなります。それでもそうおっしゃいますか」
「ティアに俺を害す気はなかったし、事実俺は何もされていない。ありゃ事故だったんだ。示しがつかないったって、結局は公爵家の面子が潰れたって事だろーが。俺を逃がさない為の警備は万全だったくせに、外からの侵入に対してはザルだったっつーわけだ。為すべき事はそっちの強化であって、ファブレ公爵家に対しては何の敵意を持っていなかったティアを罰する事じゃねぇ。どーだ」
「そこまでお考えでしたら私からは何も言いません。出過ぎた事を申し上げました。失礼いたします」
「何よあいつ。感じ悪ーい」
「アニス。そんな事を言うべきではありませんよ」
「はぁい。ごめんなさい、ルーク様」
「え、いやあれは明らかに感じ悪いから別にいいけど。しっかしティアに対してはあんなに言うのに、敵国が服着て歩いてるジェイドが屋敷に入るのは何のお咎めもないのな」
「おや、一応私は和平の使者ですが?」
「そんなこと屋敷の下っ端連中が知ってるかよ。さて、と……皆、時間はあるか?」
「ええ、ありますけど……?」
「よし、じゃあこの辺がいいかな。ガイ」
「はいはい、テーブルだな?」
「頼んだ。俺は厨房に行ってなんか無いか聞いてくる。それとティア」
「わ、私?」
「お前以外に誰がいるんだよ。母上のところに寄るから来いよ」
「……ルーク。何があるのかさっぱりわかりませんが?」
「へ? ……あぁ悪ぃ、茶会だよ。流石に俺の部屋にこの人数はきついからな。皆は花でも見てちょっと待っててくれよ。んじゃ行くぞ、ティア」
「あ、ガイ。お茶を用意したんだけど何処に持って行けば……中庭?」
「当たりだ。やっぱり紅茶をいれに行ってたんだな」
「ルーク様の御友人なんだから当然だよ」
「付け合わせは何かありそうか?」
「ルーク様に出すおやつを用意していたから多分大丈夫。お茶会にするなら持って来るように言いに行かないと」
「あー、それはさっきルークが行った」
「……御自分で?」
「ああ」
「はぁ……そういう事は周りの者に申し付けろと何度も言ったのに」
「まあいいじゃないか、ルークらしいよ」
「そうだね、ルーク様らしい。……本当に、帰ってこられてよかった」
「お、来た来た」
「わぁー、おいしそーう♪」
「そういえばすっげぇ甘いと思うんだけど大丈夫か? 特にジェイド」
「私は大丈夫ですよ」
「俺は苦手なんだが? ルーク」
「お前は諦めろ。ちゃんと食ってやるから」
「な、酷いぞお前!」
「今更だな。ほーら端っこ、ちょっとはマシだろ」
「ルーク様ぁ、私これがいいです」
「はいはい、どーぞ。ティアは?」
「わ、私はどれでもいいわよ」
「遠慮すんなって。美味そうなところは……っと、ほら」
「あ、ありがとう……」
「イオンはどうする? まぁ後三つしかねーけど」
「僕は……そうですね、その左端のをお願いします」
「はいよっと。ジェイドはこいつな」
「おや、私には聞いてくださらないのですか?」
「大人なんだから我慢しろよ」
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