小説置き場。
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歌手パロ(二人でユニット)
「ゴールド。この歌はまだ止めておこう」
「んだよッ、てめぇまで無理だって言うのかよ!」
「ああ。今のお前には無理だろうな」
「てめぇッ……!!」
「本当に、今の歌を他人に聞かせられると思うのか?」
「……ッ」
「お前ならもっと良い声で歌えるはずだ。だがそれは今ではない。違うか?」
「……クソっ!」
「ゴールド」
「あんだよ」
「水、飲んでから部屋に戻れ」
*
特殊パロっぽい気がする。
訪れた都市でジョウト組3人は都市の召喚士(シンオウトリオ)に声をかけられる。彼らの目的は『間引き』を無くす事。その為には協力者が必要だという。彼らの思想に共感したジョウト組は協力することに。しかし『間引き』は間近に迫っていて、彼らは都市の防衛のために都市を離れる事ができないと言う。
……というあらすじ?
「どうして守る必要があんだよ? 弱い奴はポケモンに食われて、強い奴が生き残る。それが自然ってもんだろ?」
「それは、私たちがその弱い人々に助けられて生きているからです。一人では、生きていけないからです。だから私たちは、私たちの為に彼らを守らなければなりません。それが、都市に生きる私たちの生き方です。協力者であるあなたたちに同じものを求めはしません。ですがわたしたちのそういう在り方は認めてもらえませんか」
「そちらが引けない事は分かった。それで、俺達は何をすればいいんだ」
*
特殊パロ他設定メモ
・パールの父親クロツグは戦争前にはばりっばりのトレーナーだったクチ。だからポケモンが嫌いになれない。が、都市の偉いさんになってしまったため、戦争後のボールに入らなくなった元手持ちポケモンが危険視され、最終的に自分の手で殺すことになってしまった。その時の恨みがあると思われているのか、息子のパールを防衛隊に所属させて半ば人質のようにして働かされている。
・サカキは戦争時にポケモンを使ってポケモンと戦ってた人間。シルバーとの関係はしらん! 一応、特パロは両親いない設定だからサカキ父親にしてもいいんだけど……
*
ふらっとシルバーがゴールドを訪ねたら丁度夏祭りの時期でした。というわけで強制連行されるシルバー。
友達としてシルバーが大好きなゴールドと、ただのデレシル。
「おわっ、すっげ人混み。ほら、シルバー手ぇ貸せ」
「勝手に掴むな」
「そうでもしねぇと絶対はぐれるだろ、お前。あ、射的あんじゃん! 行こーぜシルバー!」
「手を、引く、なっ……!」
「おっちゃん射的二人!」
「あいよ! 帰ってきてたのか、ゴールド。そっちの子は?」
「ダチのシルバー。ほら持て」
「おいゴールド俺はやるだなんて一言も」
「え? 声が小さくて聞こえねえなぁ『やり方がわかんないから教えてくださいゴールド様』だって?」
「誰がそんな事言った」
「え? 違う?」
「……。やればいいんだろうやれば。ただしお前が支払った代金は返さないからな」
「なっ!? おい待てよそれはおかしいだろシルバー!」
「何がだお前が勝手に払っただけだろう」
「くっ……! いーぜ俺だって男だ200円でガミガミ言ったりしねえよ見てろよ俺の構え!」
「ゴールドは構えだけは綺麗なんだよなぁ」
「『だけ』ゆーなおっちゃん!」
「で、なんでこう言う結果になるわけ」
「本当に構えだけだったな」
「うるせえよ冷静に言うんじゃねぇ! かき氷食うぞ!」
「べーってしてみて」
「なんで」
「いいから」
「…………」
「おお! めちゃくちゃ緑! さっすがメロン!」
「そういうお前はブルーハワイだろう。青いんじゃないのか」
「多分なー。どうだ?」
「……くっ」
「笑うならはっきり笑えよお前!」
「ところでゴールド。この破裂音は何だ?」
「あーこれ? ポン菓子だろ?」
「ぽんがし?」
「なんかそういう名前の駄菓子。折角だから買おうぜ」
「焼きそば食いてえの? 並ぶか?」
「……よく分かったな」
「歩くのが妙にゆっくりになったからな」
「ゴールド! 久しぶりじゃん!」
「おっす! 久しぶりだなー」
「そっちの子は?」
「こいつは俺のかのj……っ! 本気で踏むこたぁねーだろ足の骨砕く気かおめぇはよ!」
「ふざけた事を言って今度は逆ギレか? お前の面の皮の厚さには呆れるな」
「たかだか冗談でマジギレするお前には言われたかないね! 自意識過剰なんじゃねーのこのナルシスト!」
「どこまで思考が跳んでるんだお前の頭の中はお花畑か?」
「ああ゛? 言ったなてめえ」
「図星だからといって今更言葉数を減らしても墓穴を掘るだけ無駄だな」
「あ、あのお二人さん、落ち着いて……」
「「うっせえ邪魔すんな!」」
「? 何してんだ? 瓶をじーっと見て」
「何故ビー玉が入ってるんだ?」
「…………さぁ?」
「ゴールド。今日は楽しかった」
「本当か!?」
「あぁ。祭りはいいものだな。そんな風に思えたのもお前のおかげだ。感謝してる」
「んじゃ、来年も来るか?」
「そうだな」
「へへっ、約束だかんな!」
「ああ」
むしろ百合でしたお粗末様でした。
「ゴールド。この歌はまだ止めておこう」
「んだよッ、てめぇまで無理だって言うのかよ!」
「ああ。今のお前には無理だろうな」
「てめぇッ……!!」
「本当に、今の歌を他人に聞かせられると思うのか?」
「……ッ」
「お前ならもっと良い声で歌えるはずだ。だがそれは今ではない。違うか?」
「……クソっ!」
「ゴールド」
「あんだよ」
「水、飲んでから部屋に戻れ」
*
特殊パロっぽい気がする。
訪れた都市でジョウト組3人は都市の召喚士(シンオウトリオ)に声をかけられる。彼らの目的は『間引き』を無くす事。その為には協力者が必要だという。彼らの思想に共感したジョウト組は協力することに。しかし『間引き』は間近に迫っていて、彼らは都市の防衛のために都市を離れる事ができないと言う。
……というあらすじ?
「どうして守る必要があんだよ? 弱い奴はポケモンに食われて、強い奴が生き残る。それが自然ってもんだろ?」
「それは、私たちがその弱い人々に助けられて生きているからです。一人では、生きていけないからです。だから私たちは、私たちの為に彼らを守らなければなりません。それが、都市に生きる私たちの生き方です。協力者であるあなたたちに同じものを求めはしません。ですがわたしたちのそういう在り方は認めてもらえませんか」
「そちらが引けない事は分かった。それで、俺達は何をすればいいんだ」
*
特殊パロ他設定メモ
・パールの父親クロツグは戦争前にはばりっばりのトレーナーだったクチ。だからポケモンが嫌いになれない。が、都市の偉いさんになってしまったため、戦争後のボールに入らなくなった元手持ちポケモンが危険視され、最終的に自分の手で殺すことになってしまった。その時の恨みがあると思われているのか、息子のパールを防衛隊に所属させて半ば人質のようにして働かされている。
・サカキは戦争時にポケモンを使ってポケモンと戦ってた人間。シルバーとの関係はしらん! 一応、特パロは両親いない設定だからサカキ父親にしてもいいんだけど……
*
ふらっとシルバーがゴールドを訪ねたら丁度夏祭りの時期でした。というわけで強制連行されるシルバー。
友達としてシルバーが大好きなゴールドと、ただのデレシル。
「おわっ、すっげ人混み。ほら、シルバー手ぇ貸せ」
「勝手に掴むな」
「そうでもしねぇと絶対はぐれるだろ、お前。あ、射的あんじゃん! 行こーぜシルバー!」
「手を、引く、なっ……!」
「おっちゃん射的二人!」
「あいよ! 帰ってきてたのか、ゴールド。そっちの子は?」
「ダチのシルバー。ほら持て」
「おいゴールド俺はやるだなんて一言も」
「え? 声が小さくて聞こえねえなぁ『やり方がわかんないから教えてくださいゴールド様』だって?」
「誰がそんな事言った」
「え? 違う?」
「……。やればいいんだろうやれば。ただしお前が支払った代金は返さないからな」
「なっ!? おい待てよそれはおかしいだろシルバー!」
「何がだお前が勝手に払っただけだろう」
「くっ……! いーぜ俺だって男だ200円でガミガミ言ったりしねえよ見てろよ俺の構え!」
「ゴールドは構えだけは綺麗なんだよなぁ」
「『だけ』ゆーなおっちゃん!」
「で、なんでこう言う結果になるわけ」
「本当に構えだけだったな」
「うるせえよ冷静に言うんじゃねぇ! かき氷食うぞ!」
「べーってしてみて」
「なんで」
「いいから」
「…………」
「おお! めちゃくちゃ緑! さっすがメロン!」
「そういうお前はブルーハワイだろう。青いんじゃないのか」
「多分なー。どうだ?」
「……くっ」
「笑うならはっきり笑えよお前!」
「ところでゴールド。この破裂音は何だ?」
「あーこれ? ポン菓子だろ?」
「ぽんがし?」
「なんかそういう名前の駄菓子。折角だから買おうぜ」
「焼きそば食いてえの? 並ぶか?」
「……よく分かったな」
「歩くのが妙にゆっくりになったからな」
「ゴールド! 久しぶりじゃん!」
「おっす! 久しぶりだなー」
「そっちの子は?」
「こいつは俺のかのj……っ! 本気で踏むこたぁねーだろ足の骨砕く気かおめぇはよ!」
「ふざけた事を言って今度は逆ギレか? お前の面の皮の厚さには呆れるな」
「たかだか冗談でマジギレするお前には言われたかないね! 自意識過剰なんじゃねーのこのナルシスト!」
「どこまで思考が跳んでるんだお前の頭の中はお花畑か?」
「ああ゛? 言ったなてめえ」
「図星だからといって今更言葉数を減らしても墓穴を掘るだけ無駄だな」
「あ、あのお二人さん、落ち着いて……」
「「うっせえ邪魔すんな!」」
「? 何してんだ? 瓶をじーっと見て」
「何故ビー玉が入ってるんだ?」
「…………さぁ?」
「ゴールド。今日は楽しかった」
「本当か!?」
「あぁ。祭りはいいものだな。そんな風に思えたのもお前のおかげだ。感謝してる」
「んじゃ、来年も来るか?」
「そうだな」
「へへっ、約束だかんな!」
「ああ」
むしろ百合でしたお粗末様でした。
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