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小説置き場。
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というわけで恒例の気候考察、今回はオールドラント(TOA)です。
アビスは作中での気候についての説明は少なかったかなぁと思うので、イメージと願望でがんばりたいと思います。
できればゲーム画面から明らかにわかる気候(砂漠だとか雪山だとか)以外も緯度や風、海流なんかを考えて考察したいものです。

※尤もそうなことを言って妄想が主成分なのでご注意を!




・緯度について
 パーフェクトガイド(以下PG)のワールドマップを参考に、アブソーブゲートを北極、ラジエイトゲートを南極としています。ようするに世界地図は左右は繋がるけど上下は繋がらない状態。ゲームとは矛盾してます(がゲームに忠実にすると世界がドーナッツ型になってしまう。興味のある人はDQなんかで考察している方がいるんで調べてみたらいいかと)。ただしPGではワールドマップのページに「実際の地図とは若干異なっている」と明記してあるので、解釈上都合が悪い時は地図を無視します。一応タタル渓谷辺り、ラーデシア大陸とパダミヤ大陸の間の海辺りが赤道となります。

・てかよくよく考えてみるとオールドラントの公転面に対する自転軸の傾きも考えておかないとまずいですね。ひとまず地球と同じくらいに傾いているとします。


では、まずはわかりやすいところから。地名はPGからです。

・シルバーナ大陸
 ケテルブルク、ロニール雪山
 高緯度に位置しており、年中雪。寒帯あるいは亜寒帯だと思う。作中では白夜などについては全く触れられていなかったので、少なくともケテルブルクは北極圏ではないかもしれない。でも高緯度なので冬場は日照が4~5時間というのもあるかもしれない。対象的に夏場は昼が長い。高緯度と聞くと北欧を思い出すが、ヨーロッパは例の暖流+偏西風で異様に暖かいので様子が違うと思います。ロシアの方がイメージに近い。植生は(常緑)針葉樹林っぽいんでDfですかね。ロニール雪山の山頂近くまでいくとETとか。
 雪国と聞くとロシア、ロシアというと不凍港を求めての南下政策、という方程式のせいかケテルブルク港は冬場は凍り付いて機能しないのではないかと思えてきた。タルタロスに砕氷機能があればいいと思う。もしもケテルブルク港が不凍港だとするなら、近くを暖流が流れているか冬の季節風の影響……としたいところですが冬の季節風が海から大陸に向かって吹くわけがないですね。暖流でしょう。
 ケテルブルクの立地ですが、あそこが一番気候が暮らしやすいとか、産業の基盤がロニール雪山にあってそこに近いとか、そんな感じでどうでしょうか。長い冬を屋内でずっと過ごすので内装にお金をかけていそうです。観光業が盛んになる以前は彫刻等の細工物が主要産業だったりすればいい。ジェイドやサフィールのような色素の薄い感じの人が多い。というかジェイドやサフィールが典型的なシルバーナ人。
 創世暦時代にはケテル国がシルバーナ大陸をアブソーブゲートを含めて領有していました。当時はシルバーナ大陸とアブソーブゲートが地続きだったりしたら面白いですね。それが現在では沈降とか。私の持論の浮遊大陸論(昔の記事にある)と絡めるとまた、楽しいかもしれない。あ、外郭大地として押し上げられた時に大陸にひびが入った、と考えても楽しいかもしれない。
 ここで書くべきことではないかもしれませんが、作中に出てこなかった町や村や集落もいっぱいあると思ってます。作中に出てきた街は日本で言うところの県庁所在地のような、政府の機関が置かれている街だと解釈してます。
 どっかにマルクト軍の駐屯地があればいいなぁなんて思ってます。

・ルグニカ大陸
 南北に広がる広大な大陸。カイツールを挟んで北がマルクト領で南がキムラスカ領である。広すぎるので三分割。ルグニカ平野崩落の時に崩落しなかったところ(=北ルグニカ)、崩落したマルクト領(=中央ルグニカ)、崩落したキムラスカ領(=南ルグニカ)とします。

○北ルグニカ
 グランコクマ、テオルの森、チーグルの森、キノコロード、北ルグニカ平野
 中緯度くらいに位置する。森が多い。温暖な気候のようなので、温帯とします。グランコクマはヨーロッパ式の暖流+偏西風のおかげで緯度の割にかなり温暖。
 グランコクマは港街から発展した街なんじゃないかなぁと思います。
 あと北ルグニカ平野がかなり気になる。町つくりたい……。
 創世暦時代のフランク国があった地域としてみる。フランク人は浅黒い肌に色素の薄い髪、ってところでしょうか。マルクト王家、フリングス将軍あたりが代表例。

○中央ルグニカ
 エンゲーブ、セントビナー、アクゼリュス、シュレーの丘、フーブラス川、デオ峠、東ルグニカ平野、西ルグニカ平野
 低緯度。その割に温帯っぽさそうな気候。降水量はきっと多い。東南アジアくらいの感じか。でもセントビナーのイメージはシンガポール。Cfa~Cw~Awくらいか。東岸と西岸で気候が違いそう。
 エンゲーブ周辺の東西ルグニカ平野は大穀倉地帯。肥沃な土壌。南部は山岳地帯。中央を貫流しているフーブラス川の源流はこの辺り。あと北ルグニカからの川とも合流して平野を流れていればいいと思う。エンゲーブは内陸に位置しているので若干乾燥気味。
 パダン平原辺りは付近を寒流が流れているのと、中緯度高圧帯に位置するおかげでステップ気候くらい。アクゼリュスはとりあえず盆地に位置してる、とだけ。
 ……ちょっと抽象すぎか。考えづらい地域です。

○南ルグニカ
 カイツール、南ルグニカ平野、(キュビ半島)
 南ルグニカ平野は土地が痩せぎみなのとホド戦争の主要な戦場のためにほぼ荒れ地となっている。南海岸は冷涼で避暑地として人気があったとか。キュビ半島は高緯度なだけあって実は結構厳しい気候だったりしたりして。

・イスパニア半島
 タタル渓谷
 赤道直下。熱帯。熱帯雨林が広がっている。タタル渓谷は高度が高いのであんなに気持ちのいい場所なんです。未だ開発の手が進んでいない。自然でいっぱい。
 創世暦時代のイスパニア国があったのはここ。

・ザオ砂漠
 砂漠。ジェイドの話によるとその昔は砂漠ではなかったようですね。周囲を山に囲まれているので湿った空気が内陸部に届かないのだと思います。だから海沿いの地域は結構湿潤。特に北部は赤道に近いですし。アベリア大陸(名前捏造)との地峡以南は草も生えてます。
 気になるのは遺跡にセフィロトがあるということ。創世暦時代にセフィロトが発見されてから、その周辺に街ができたのかなぁなんて思います。そういうわけでPGに載っている六大国のうちの名前の出ていない国があったと考えてみます。

・アベリア大陸
 バチカル、ベルケンド、イニスタ湿原、東西アベリア平野
 アベリア大陸という名前は捏造です。本当はザオ砂漠とイスパニア半島までを含めて一つの大陸と呼んでいるのかもしれない。
 東から東アベリア平野、山脈、イニスタ湿原、西アベリア平野という地形。東から考えます。
 まずバチカル。このあたりはとりあえず高温多湿だとしておきましょう。それで上に行けば行くほど高原気候になって過ごしやすくなる。ただバチカルは下から積み上がった街ではなくて、上から下に広がった街だと思います。
 東アベリア平野はキムラスカのほぼ唯一の穀倉地帯。でもルグニカ平野ほど土壌はよくない。 アベリア大陸の南は寒流が流れていて、南部は雨が少ない。南部は綿花栽培が盛んで綿織物が主産業。
 中央やや東よりを縦に走る山脈と、ベヒモスが住み着くイニスタ湿原が同じ大陸にあるバチカルとベルケンドを遠くにしています。湿原は成因がよくわからないので考察はできないのですが。
 西アベリア平野はやっぱり荒れ地? 農業をやっているイメージが薄い。人口密度も低かったところに政府がわざわざ研究都市を作ったような印象がある。

・ラーデシア大陸
 シェリダン、メジオラ高原、ワイヨン鏡窟
 これまた乾燥した大陸。鉱山資源でなんとか食っていってる印象があります。シェリダンに人口が集中、かな。

・パダミヤ大陸
 ダアト、アラミス湧水洞、ザレッホ火山
 山がちな大陸。イスパニア半島と同じく自然は残っていそうです。湿度が高そう……かな? ダアトは高度が高いところにあって暑さと湿度を防いでます。

・ホド諸島(西ホド諸島)
 海洋性の気候。湿潤。中心は現在では大穴が開いているホド島。 創世暦時代では中継貿易で栄えたりしたのではないでしょうか。ホド国のあったところ。
 外殻降下後のユリアシティはここに所属。

・アブソーブゲート・ラジエイトゲート
 極地なんでまぁ、極地な感じで。


ついでにセフィロトの場所を確認。
・アブソーブゲート
・タタル渓谷
・ザオ砂漠
・アクゼリュス
・ホド
・シュレーの丘
・ロニール雪山
・メジオラ高原
・ザレッホ火山
・ラジエイトゲート

どうせならセフィロトの数も7にすればよかったんですけどね。なんで10にしたんだろうか。

一番疑問なのは創世暦時代のロニール雪山のセフィロトを所有していた国。
全てPGの情報に頼りっきりなのですが、創世暦時代にはケテル国っていう大国があったんです。
私は当然ケテルブルクがあるシルバーナ大陸の国なんだろうなぁと思ったのですが、その後にアブソーブゲートをケテル国が所有していたという記述があります。それとはまた別に十カ国でセフィロトを分け合ったとの記述も。シルバーナ大陸には二つ以上国があったと考えるべきですかそうですか。

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