[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
・ディストが完全同位体を自在に作れるようになっていた、ということが前提になります。
・というわけで二人は同位体。
・二人そろえば超振動だって可能。
・ただし、超振動といった同位体がいればできると考えられていたことは被験者・レプリカともに明確な自我がないと駄目で、ほいほい超振動が起こせるわけではない。使えば使うほど大爆発を誘発させる。
・しかも一体造るのに時間と金がかかるから量産はできない。できて一年に一回程度。
・むしろ特定の日じゃないとできないとかでもいいかもね。
・レックは自分の構成音素を音素乖離させてかなり強力な第七譜術が使える。けど反動が激しく、音素乖離を誘発する。周囲の第七音素を掻き集める譜術なので、周りにレプリカがいるとヤバイ。
・大爆発の回避方法はとにかくフォンスロットを閉じること。ただし、ルークに関しては大気中の普通の第七音素にも構成音素が引かれてしまうのでフォンスロットを閉じても徐々に進行する。
・双子に関しては封印術が一番手っ取り早い大爆発回避法だったりする。
・双子が超振動を使ったのは過去に一度だけ、コーラル城から逃げるときのみ。
・双子に情が沸いてしまったディストが逃げさせました。ヴァンには超振動によって互いに消滅したと報告。
・双子は一般人にしたかったんだけどなぁ……ルーク救済を掲げた時点で私には無理だったorz
と、言うわけでハイトがまぁ後々にはジェイドと並び称されるくらいには天才ですあーあ。
・とりあえず双子の外見的特徴ですが、髪が真っ黒なのは決まってます。んで、顔の造作は普通くらい。要するにPTの中では最下位。(私の脳内ではジェイド>ルーク≒ガイ(黙ってれば)でも平均以上はありますよ。
んでハイトのみ眼鏡着用。この眼鏡はハイトお手製のフォニムを視認できるようになる代物で、視力が悪いわけではないです。他にも趣味で搭載した遠望機能とか、逆に拡大機能とかもあり。特定の人物の固有音素振動数を登録すればそいつの探知も可能と言えば可能。ガラスはもちろん強化ガラス。体と接している蔓の部分から脳に干渉する仕組みなのでハイトと、遺伝情報が全く同じレック以外には使えません。「いざという時」に使うためのもので普段はただの伊達眼鏡。
んでレックだけが長髪。ヴェイグみたいな感じで後ろ髪の長いところを三つ編みにしている。これは第七音素の塊である自分の髪を譜術の触媒にして第七譜術を使う際の疲労を少しでも抑えるため。強力な譜術を使うときは自分で髪をばっさりと切り落とす。
・双子の戦闘力はまぁ、護身術くらいです。専門は逃げる事。勝つことは苦手ですが負けないことは得意。一応得物はハイトが短杖で、レックは体術が中心。ハイトは軽く譜術もこなすが、こっちはもっぱら目眩まし用。威力を殺せば何だかんだ言って中級譜術くらいまでなら詠唱破棄で使用可能。譜術の触媒用に小型の全ての音素の結晶をコンタミネーションさせている。おかげで全ての属性が使える。が、好みがあるっぽい。レックは譜術は普段は使用禁止。
・レックはハイトの血を飲めば自分の音素乖離を止めることが可能。
・ルークとアッシュ ユリアシティで。
・皆のED後イメージ
・アッシュ語り+考えてみた
・ファブレ邸メモ
・もはや別人長髪ルーク
・双子設定文×2
・一瞬だけTOD天地戦争時代。シャルとリヴィ
・TOA×TOD夢 アレクとルーク
いかにして双子を違和感なくアクゼリュス崩落現場に居合わさせるかにかなり悩んでます。
まずハイトですが、とりあえずホド戦争で母親を亡くしているのは確定。
父親は、
・生き残ってコーラル城での研究員になって息子(ハイト)を安全面が未確認のフォミクリーにかける
・母親と同じく死んで、ハイトはスラム(ケセドニアあたりか?)でなんとなく生きていた時に「ルーク」と年代の近い実験体を求めた研究員によってコーラル城に連れてこられる
の二択。今は後者の気分。
ルークレプリカ完成後はコーラル城廃棄の際にハイトもレックも捨てられるのですが、それからがまた決まらない。
まずは殺されかかったかどうか。普通証拠隠滅&口封じのために殺すと思うのですがそうしたら生き延びさせるのが大変orz
・研究員に処分の指示が下るけど二人に情が移っちゃって逃がしちゃう。研究員は死亡。
・殺されかかったけど自力で逃げ出す
・何故か殺されなかった
あとどこでどういう理由でパーティーインするか。
・親善大使派遣のときに障気の研究ということで加入する(バチカル)
・上の類型でアクゼリュスに滞在してた(アクゼリュス、むしろユリアシティ)
・ルークとかナタリアとかの護衛として雇われる?(……ケセドニアとか?)
・いっそのことパーティの誰かと知り合い←教団員でイオンとつながりが、マルクト人でジェイドと知り合い、ヴァンからの紹介etc.
夢としてやりたいのはルーク救済。ルークをあそこまで卑屈にさせたのはアクゼリュスの件での罪の意識と言うよりもあそこで全ての他人に切り捨てられた経験だと思うので、そっちの回避を優先的に。いつか「いらない」と言われるのではないかという恐怖。いつかまた裏切られるかもしれないからその予防策。PTメンバーはルークにとって本当に大事な人達だと思うけど、ルークにとって最大の恐怖の対象でもあると思う。一番怖いのは皆にまた見捨てられること。PTメンバーはもうそんなことはしないと思うけど(アクゼリュスのアレは自分の不安や動揺を立場の弱いルークにぶつけてしまっただけ。ある意味皆の弱さで、それは本編中に成長したはず。)、ルークはもうPTを絶対的には信用できないと思うんですよ。アクゼリュスで皆が自分を責めたのは、本当に自分だけがだめだったからだと信じてる。レプリカで劣等意識のあるルークには、あの時の皆の態度が皆の弱さであることに気づけない。アクゼリュスでの一件で、皆に落ち度なんてあるわけが無いと頑なに信じてる。
……ってルーク語り違う。要するに、崩落の頃にはパーティーインしててそれなりに打ち解けててほしいんですよ。
それと目標は、輪環でチラッと出てきた英雄の話。とりたてて大したことはしていないんだけど、でも他の英雄達から一目置かれてる。
強い子達にしたいんです。レプリカ、それに被験者。圧倒的少数派で、周囲に押しつぶされそうになるんだけど、それでも自分達の足でしっかり立ってる。普段はレックよりもハイトのほうがしっかりしてるんですよ。レックを、レプリカを守らなくちゃという信念があるから。でも本当にどうしようも無い時、レプリカの社会的な弱さや、容易にはレプリカを受け入れられないオリジナルたちを目の当たりにした時、具体的にはレムの塔イベントの時ではレックの方が圧倒的にしっかりしてる。ハイトは現実には目をつぶって自分の理想を貫くタイプですが、レックは現実を直視してその上で理想を抱くタイプ。上手く表現できるかは謎ですが。
まぁそんなこんなで、追記はまたちょっと違う設定のレックとハイトです。
ハイト・レック・ジェイドのみです☆
ルーク断髪前設定の割りにジェイドの性格が丸いのはハイトのせいだと思ってください……。
「待ってください! 生体レプリカは既に禁忌のはずです」
「禁忌なんて人間の知識欲の前には無力ですよ。基本的に研究者なんて己の知識欲に全てを捧げるような人間ですし。昔のあなただってそうだったはずだ」
「それ、は……」
フォミクリーを少し真剣に齧れば、バルフォア博士の所業はすぐに想像できる。何人もの人間や死体を使って行われた実験結果を実に淡々と彼は論文に書いているのだ。それをどこから手に入れたのかは、マルクトから流れてくる噂でしかわからない。死霊使い、ジェイド=カーティスと。
しかしハイトには目の前にいるジェイドと彼がかつて書いた論文とが上手く結びつかなかった。不意に昔の自分を突きつけられて、ジェイドはうろたえているようにも見える。それがハイトにはひどく人間的に思えた。禁忌だろうがなんだろうが、始めたのはお前じゃないかという考えをハイトは訂正した。ジェイドは十分に、そのことをわかっている。
「すみません、困らせるつもりはなかったんですけど……。この話、やめませんか?」
少しはにかんでハイトが言うと、ジェイドも僅かに破顔した。
「あなたがそれでよろしいのでしたら」
うん、やっぱりいい人だ。
「ハーイートー! それにジェイドも! メシできたぜー! 早く来いよ!」
タイミングよく料理当番のレックが大声で二人を呼んだ。
「……今日はレックでしたか」
「博士、何ですかその微妙そうな顔は」
「彼に料理を教えたのはあなたで?」
「そうですけど何か」
「いやぁ、実に独創的なものを作るなぁと感心していただけですよ」
「そうやって遠まわしに僕に嫌味言うのやめてくれませんか!?」
軽口を叩いているとレックの元に着いた。
「おっせーぞ、二人とも! っていたッ!」
「メシじゃなくて夕飯」
レックの頭を弱くもなくどついてハイトが言う。
「どっちでもいいじゃんかそんなの」
「よくない。いざという時にボロが出るのは日ごろの物の言い方なんだからね」
「ちぇ。はーい」
「返事は短く」
「……はい」
ふて腐れた様子のレックにハイトは微笑む。
「よくできました。それで、ご飯は何?」
「それは見てからのお楽しみ~♪ 今日はルークとの合作なんだぜ」
レックが言ってのけた瞬間に視界の端でジェイドがげ、という顔をしたのをハイトは見逃さなかった。だがそ知らぬ顔をして聞く。
「そのルークがいないのは?」
「玉ねぎ切らせたから号泣中」
あっちで顔洗ってる、とレックは川のほうを指差した。
オリキャラ
・フェイ(飛)→ごまのほうでお馴染み?の英国アシュレイの使用人夢主
・ロル→フェイのルームメイトの聾唖者
・英国
・VSにトリップしてしまったアレリオ(+リヴィとシャル)
・ハーツでのアレク
・アビス双子
・ハイトとジェイド。話している内容はすべて捏造です。設定のための会話
・オリジ? 何か。
・レムの塔ジェイドと双子。ハイトがブチ切れるのも考えてる。
・足掻くジェイドとハイト
・まさかのED後ハイト+ジェイド×2。ハイトの苗字すら適当に決めました。雰囲気をお楽しみください。
・レックとルーク×2。こいつらは同じレプリカ同士ひどく観念的な話をします。私のなかのレプリカってそんなイメージ。哲学的。
・オラクル階級整理。又の名をリオンの階級への伏線ともいう。
大体炎の108星ネタとアビスオリキャラのハイトとレックがメイン。
※炎の108星→炎の英雄が天魁星な感じで108星。言ってみればオリジナル幻想水滸伝。誰かかっこいいダジャレ思いつきませんか。外伝とか異伝とかそーいう系で語尾に伝がついてかつ炎っぽいの。幻想炎滸伝?
※ハイト・レック→アビスにおけるPTインするオリキャラ。ハイトのレプリカがレック。キムラスカの王立アカデミー?(ナタリアが卒業してるとこ)所属の研究員で、瘴気の研究のためにアクゼリュスへの同行を申し込む。預言嫌いかどうかは検討中。ちなみに私の設定ではレプリカからは預言を詠めません。対外的には双子ということで通してるのでコンビ時はそれで表記しますね。
※シアン→4主 ヒエン→炎の英雄 ルイン→真風の先代の所有者 ネーミングセンスのなさをどうにかしてくれorz
・108星設定付キャラを羅列
・108星名前メモ
・ルインとシアン
・儀式の地でルイン参戦。黒尽くめ=ゲド
・4軸中の4主とグレン。ここら辺の話は後日まとめて数個あげるつもりです。
・腕のあとのシアンとスノウ
・ルインからルックへ。私の中でのルックは漫画版仕様
・双子とジェイド×2 現在の設定とは乖離してますが。イメージを。
・双子とルーク×2 双子はバチカルの孤児院の世話になっていた設定にするつもりでした。今はしらん。ちびっ子共と何のためらいもなく同じ精神年齢で遊びに混じれるレックと複雑な心境のルーク
炎の108星設定で、
炎の英雄→ヒエン
軍師→ヘリオス
真風継承者→ルイン
な感じの夢です。
物語を創る人間と、その人間によって創られた人間の関係というのはひどく一方的だと思う。
特にその物語が公表されていないとき、それはきっと顕著になる。
人間は人々の記憶から消えた瞬間に完全な『死』を迎えるわけで、そう考えると誰かの頭の中にしかいないキャラクターというものは、その誰かに生殺与奪の権利を奪われているのだ。
私の中にはたくさんの人間が住んでいるけれども、その影で私はどれだけの人間を殺してきたのだろう。
と、言うわけで夢主は「私」。ヒエンとヘリオスとゲドとワイアットとルインの人格を作り上げた人物。
彼らにとって「私」は絶対的な神のような存在なのだろう。だから逆ハーに見えんこともないという。
基本テイルズ。
・マルクト30代考察の下地くらいか?
・マルクト軍妄想。今は採用はしてないですね。
・アレリオ+ジェイド。アビスでのリオンは被験者イオンのおかげで権力者(詠師)です。
・アレクからルークへ。察せると思いますがレムの塔です。
・アレリオ×4(D3)
・オリジ……? 何か
・ジェイド大考察。やっぱり師団長じゃなくて連隊長のほうが萌える!
・六神将リオンとイオン。アビスではリオンとイオンの名前が酷似しているのでエミリオで通すことにしてます。
・ジェイド関連を考察しようとしてた。
昼間は立っているだけで汗ばむほどの陽気だったというのに、夜はまだ寒い。
昼のままの調子で半袖で外に出てきてしまったことを僕は少し後悔した。
「ほらよ」
突然、僕の目の前にアルミ缶が差し出された。ついさっきまで誰もいなかったのに、いつの間にか竜二郎が僕の前に聳え立っている。とりあえず差し出されたものなのでありがたく頂戴して、缶を開けようとしてふと気付いた。
「竜……僕はまだ未成年だけど」
「知ってる」
「これ、お酒だよね?」
「そうだな」
外国では飲酒が許されている国もあるくらいの年齢だけれども、アルコールを口にするのはどうも憚られる。
「酒でも飲んで体を暖めとかないと、お前風邪引くぞ」
竜二郎は僕の隣に座ってプルタブを引いた。そのままなんのためらいも無く飲んでいくのを見て、
「まあ、いいか」
僕も飲んでみることにした。
本当は分かっていた。『家出』と称したこの旅が長くは続かないことを。
それでも僕らはそれに気付かないふりをして現実から逃げ出した。
天地戦争時代の施設とか、建物とかは総じて肌寒いと思う。
暖房代に貴重なエネルギーを使えるか(怒 な感じで。
流石にコートを着込まなきゃいけないほどでもないけど、半袖はちょっと……くらい。
なんだけど、一年中同じ気温というのも、人間にとっては不都合なので若干温度は変動してます。
ただし、あんまり頻繁に変えるとエネルギーの消費量が大きくなるので昼夜の差はつけてない。
だけど基本的に、寝る部屋の温度はあまり上げてない。
それ以外で部屋の温度を上げる場合は、給料から天引き。
照明は朝夕・昼・夜の三段階くらいで調整されてます。
明るいときに皆でまとまって行動したほうがエネルギー効率がいいのは言うまでも無いので、当直の兵以外は皆夜は寝てます。
夜に電気をつけると当然ながらこちらも給料から天引き。
ただしこちらは仕事柄どうしても必要な人のために、携帯電話の基本使用料のごとく種々のコースが用意されている。
あと雨ですが。建物内で雨漏りが発生した場合に雨と呼んでます。
普段は水をまいても太陽がないせいでじめじめしてしまうので、気まぐれに埃対策に霧を発生させているくらい。
こういった環境のことは、軍の中でも衛生兵が担当してます。
だから寒さがきつくなるとアトワイトの元に陳情する兵士がよく現れる。
ちなみに。
外気温はもう冷え切って殆ど変化がないのですが、地熱のほうはそれなりに波があるので寒くなったり暖かくなったりします。それの影響でごくごく稀に半袖を着れる時期が現れる。でも工兵隊以外は碌な半袖の服を持っていない。
工兵隊は仕事柄、機械とかから発生する熱によって必要以上に熱いことが多いので。
防護服の必要がない時は結構半袖だったりする。そしてそのまま共通フロアなんかに出て腕をさすっていたりする。そういう時は白衣を羽織って科学者のふり。
後給料ですが、殆ど配給なので無いに等しいです。嗜好品の類を買うためだけのお金。
位が高いと高かったりするのかというとそういうわけでもなく、年齢と職業を基準に一律で決まっている。
指揮官よりも前線で戦う兵士のほうが高かったりするのはお約束。基本的に軍人のほうが金額はある。
しかも今までの通貨ではなく、地上軍のみでしか流通していない貨幣だったりする。
無論、ご飯はみんな一緒。メニューに魚や肉が入っていると人々は狂喜するか、これから何かあるのではと疑いだす。
こんな感じの地上軍。
少々電波っぽいけど気にしない。気にしたら書けない。
シリーズのタイトルはどうしようかと思いましたが、本文に出てくる『そうして彼は目覚める』でいこうかと思います。
テーマはリオン救済。
そしてゲームをプレイしていないと相当分かりにくいであろう構造をしております……。
TODでリオンが死んで、そのまんまTOD2に突入して、D2終わった後に主人公のみDに逆行します。
主人公の名前はアレク。こいつはオリキャラ。
正しくはアレクシャー=スローターという名前にしましたがこっちはあんまり関係ない。
冒頭書くのはすげー楽しかったけど続きがw 書ける気しないw というかどこから書いたらいいのかがさっぱりw
さーて頑張りますか、受験生!(オイ
ごっちゃな感じ。
・D 天地戦争時代考察(というか設定のなりそこないというか)
・アレリオ×3(D3→D2→D1)
・アレリオinエターニアを考えてた
・古典で萌え
・FE 実はティバーンとネサラorz このときの自分が何を書こうと思っていたのかがわからない。てかこんなに仲良くていいのか?
・FE 誰か。夢主たちじゃあないです。一般人。
・まさかのぬら孫夢……?。人間ですがリクオの家に居候中。
・FEパラレルネタ
TOD(2)の話なのですが。
フォルトゥナってDの後、まだバルバトスが送られてないからスタンも生きてる、カイルも生まれてるだろうけどD2は始まらない、そんな時代のDの28年後頃に生まれたんですよね。
そんでいろいろあって歴史がややこしく改変されていきますよね。
そんでフォルトゥナは倒されて全てが元に戻るんですよね。
戻ったらバルバトスに介入されないDがあって、終わって、多分カイルが生まれてでもD2は始まらなくて(要するにD2ED後)、そんで10年たつんですよね。
……またフォルトゥナ生まれませんか?
だってカイル達が取り戻そうとした正史にフォルトゥナは生まれてるんだもの。
つーことは、だ。
正史のDの18年後とD2後の後のDの18年後の違いはリアラが存在していたりルーの病気が治ることのわけで。
だとしたらカイルは不思議っ子リアラとかロリコンロニとかガキンチョナナリーとかと力を合わせてフォルトゥナが生まれない未来を構築しないとこの無限ループからは抜け出せない。それこそが本当のカイルの冒険のはず。それでカイルはようやく世界を構造的な病から救った英雄に人知れずなるわけだ。
……ってまあ、そうなるのが自然だと思うんだけど。
ここは完全にリセットされた正史の天地戦争の後に始まる2回目の正史のDでリオンが生き残ったからこそフォルトゥナが生まれなかったとするのはどうだろう。
D2ED後はどうなるんだ、と言われそうですがそれはまぁ気にしない方向で。リオンは裏切り者だとはあんまりはっきり言われてないし(でもファンダリアの博物館では当然のようにリオン=裏切り者の展示がされてそう)。
んじゃなんでフォルトゥナは生まれるんだ、って話ですよね。
私はフォルトゥナはレンズから生まれたんだと思っています。正確にはレンズに人々が捧げた祈りから。
Dだけだと不完全だったんですよ。ミクトランを倒して、世界には一時の平和が訪れた。でも、復興しきれなかった。D後の世界を象徴しているのはダリルシェイドだと思います。復興しようにもそれを先導する人がいない。為政者はいなくなったんですから。ファンダリアは自国の復興で手一杯だった。あの廃墟には18年前の王宮がまだ瓦礫として存在してるんですよ。
かつての繁栄を知っている人々には絶望することしかできなかったのではないか。レンズ製品という便利さを手に入れた人々はもう、レンズ製品がなくては生きていけなくなったのではないか。彼らがレンズに祈る。あの頃は幸せだった。幸せに暮らしたい。
そこから生まれたのが人々に幸福を齎すことを使命とした神だったのではないかな、と思います。
というわけでリオンを生かしたらまずはダリルシェイド、ひいてはセインガルドの復興ですね。
若くってカリスマ性のある美形の英雄が指揮をとるわけだ。リオンは自分の罪滅ぼしに生涯をセインガルドに捧げるような気がします。
客員剣士から正式な将軍になって、という感じ。
んでちゃんと復興したからフォルトゥナは生まれない!
こんな流れもありなんじゃないかな、と思います。
去年まで通っていた中学校。
そこを通りがかっても不思議と懐かしいとは感じなかった。
まだはっきりと覚えている。ついこの間までそこにいて、笑っていた友達。下駄箱から靴を落としたときに響く乾いた音。笑顔で終わった卒業式。親友と初めて出逢った日。暖房の効きすぎた昼休みの図書館。体育の後にかき込んだウォータークーラーの水。雑談ばかりだった担任の下手くそな字。緊張した入学式。暑かった真夏の部活。ストーブの周りを囲んでした他愛もない話。面白くなかった数学の授業。
それらはまだ『過去』ではなくて、『今』を生きる私と共にある物。『今』の私の大切な一要因。
まだ、思い出が私の中で風化することはない。
(XXXXXX)
「お前は何を考えてるんだ?」
悪魔が心底不思議そうに聞いた。どうしてわからないのだろう。虫憑きなら当然のことをしているだけなのに。
「私は私の夢を叶えるだけ。あなただってそのために行動しているのでしょう?」
「ああ」
“かっこう”の手と同化した緑の銃が僅かに揺れた。ほら、彼はこんなに優しい。虫憑き達は口を揃えて彼を悪魔と呼ぶが、私にはそれが理解できない。彼は彼の夢に従っているだけ。それと他の虫憑きとは何が違うのだろう。
同じ『夢を持つ者』同士なのにその行く道が重ならないことが、悲しい。
「私はまだ夢を諦めない」
“かっこう”の目が見開かれた、ような気がした。
「鬼ごっこはまだ終わらないよ、“かっこう”」
(080717)
「この期に及んで、一体何しに来たんだ?」
俺と全く同じ顔、髪、声。俺の部屋にいたのはもう一人の俺だった。
俺の双子の片割れ。どっちが兄でどっちが弟か、などと言ったこともよく分からない。どちらかが六男でどちらかが七男だった。何故こんなにあいまいかというと、それは俺たちがしょっちゅう入れ替わっていたからだ。家族の誰も俺たちを見分けることは出来なかった。ハルトマンだけが俺のことをスパーダと呼び、片割れをシュべートと呼んだ。確かにその名前にはそれぞれ六男と七男が決まっていたが、そんなことはどうでもよかった。
だが、誰が見ても見分けのつかなかった俺たちに段々と違いが現れ始めた。喧嘩しかとりえのない俺と、頭の回転の速いシュベート。家は喧嘩しか出来ない方の扱いに困って徐々に家から遠ざけるようになった。そして頭のいいほうを迎え入れた。それからどれくらいの時が経った頃だったか。俺たち二人に異能の力が発現した。
家はこれ幸いと、やたらと問題を起こす俺を殺しにかかった。兄が毒杯を持ってきたときを今も夢に見る。その時に言われた言葉は確か、「ベルフォルマの家から悪魔の力を生み出したことを恥じるのならそれを飲め」だったか。丁度いい厄介払いなのは無学な俺でもよく分かった。別になんとも思わなかった。ただ、このままここにいたら殺されると思って毒杯の中身を兄貴にぶちまけてやった。殺すなり縁を切るなり勝手にしろ、と言い残して家を飛び出した。それから三日後。王都にはベルフォルマ家の七男、スパーダ・ベルフォルマが外出中に事故で死亡との報が伝えられた。そのときにやっと家から捨てられたのだと実感が湧いた。
「お前は死んだ。お前の存在そのものがベルフォルマ家にとって迷惑なんだ。だから死んだんだ。いくらお前が救いようの無い馬鹿でも、それくらいのことはわかっているだろう? さっさと失せろよ」
今までなら堪えられないほどの痛みを伴った言葉も、今なら聞き流すことができた。俺にはもう、俺の存在を無条件で肯定してくれる仲間がいるのだから。
「ああ。俺もいつまでも死人の部屋を残しておくのは不自然だと思うぜ? 俺はベルフォルマ家の七男、スパーダ・ベルフォルマじゃねぇ。お前の双子の片割れでもねぇ。
…もうここには帰らない」
最初の問いに答えるならば、俺はここに決別を告げに来たのだ。ベルフォルマの家と、それに縋り付いていた俺に。
(080715)
不思議な空間だった。
前も後ろも、右も左も天も地も限りはなく、ただただ無限に、乾いた血を思い起こさせるような赤黒い闇が広がっている。
限りの無い空間に確かに自分は『立って』いて、光も差さないはずなのに確かに自分の姿が見える。
さらさらと灰が崩れ落ちる。闇に溶けて消える。
それを無感情に眺める自分。
いつか自分もこうなるのだろう。誰にも見送られることなく、永遠ともとれる時を次の継承者が現れるまで待ち続け、そして誰にも知られずにひっそりと朽ちて終わるのだ。
そもそも紋章に取り込まれた時点で自我があるのかもあやしい。これは、この灰が見せた幻は、ただの紋章に取り込まれた人間の記憶ではないのか?
いつまで自分は『自分』でいられるのだろう。
もうこれが自分でいられる最後なのかもしれない。明日に終わりのときが来るのかもしれない。明後日かもしれないし、ひと月後かもしれない。もしかしたら一年はもつのかもしれない。それでもいつかはきっとこうなるのだ。
死にたくない。
生きていて初めてそう強く願った。
死んでたまるか。こんなわけも分からない空間で、いつかともしれない終わりのときを待ち続けるなんて真っ平ごめんだ。
まだ死んでない。まだ生きられる。だから、だから、だから…
「…ン!……アン!シアン!」
呼び声が聞こえた。
シアンはゆっくりと身を起こした。途端に抱きつかれ、頭を叩かれ、何が起こっているのか分からぬうちに視界に入ったのは、ホッとしたような顔でこちらを見ているケネスとポーラで。一拍おいてから飛びついてきたのはジュエルで、頭を叩いたのはタルだということに気付いた。
生きていた。死んでなかった。
「ほんっとに心配したんだからね!」
「シアン、体調は大丈夫なのか?」
「よかったぁ…」
ただただ、周りで騒がしくしている彼らの存在が嬉しかった。
「…シアン?どうしましたか?」
「ん?ああ。おはよう、皆」
(071127)
久しぶりに「そこ」を訪れて、花鈴は呆然とした。
そこはもう自然に呑みこまれてその一部と化していた。
緑が芽吹き、鳥が鳴き、穏やかな風が吹き、花が咲き誇る。太陽は優しくそこを照らしていた。どこまでも暖かな、人の気持ちを綻ばせるような、そんな光景だった。
果たしてこの光景を見て、一体何人がここであった惨劇を想像できるのだろう。かつてここに地図にも載らないほどの小さな村があったことにどうすれば気付けるのだろう。そこで起こった悲劇によって、この辺り一帯が全て焼け野原になったこと、そのことを知る人物は多分、もう自分しかいないのだ。
そう、つまりは――自分を裁く者が、自分しかいないということ。
決して許されてはいけない罪の、その証が今、消えかかろうとしていた。
(080128)
正直言って、家には近付きたくない。
俺の存在は空気と同じように扱われ、唯一俺の存在に気付く者はありったけの嫌悪と憎悪を煮詰めた眼差しで俺を見る。
「よぉ、俺の片割れにして我が一族の面汚し」
俺と全く同じ外見をしたそいつは俺の顔で俺を憎む。
「…よりにもよって出迎えがお前かよ」
「出迎え?妙なことを言うな。
お前、自分がそんなことをしてもらえる人間だと思ってるのか?
思い上がるのもほどほどにしとけよ。見てるだけで滑稽だぜ?」
「うるせぇ」
俺と全く同じ外見をしたそいつは俺の顔で俺を蔑む。
「どうしようもない愚か者だな。馬鹿は馬鹿らしく外で馬鹿やってる方がお似合いだぜ?」
「だからさ、お前もう帰ってくるなよ」
そこにあるのは明確な拒絶で。
帰る場所を持たない人間は一体どこに行けばいいのだろう。
(071220)
なんだって、子供をあやすのってこんなに難しいんだろう。
「わーほら、泣くなって、おい、頼むから!」
ついこの間生まれた、オレの妹。母さんが抱いているところをじっと見ていたら、母さんがオレにも抱かせてくれた。そしたら、この様だ。
オレはお前の兄だぞ? お前の家族だぞ?
なのに何で泣くんだ。
むしろオレまで泣きたくなってしまったが、母さんが妹に苦戦しているオレを見て笑うので、そういうわけにもいかない。大体、そんなの情けなすぎるだろう。
母さんが、ほら返して、と言うからオレは渋々それに従った。母さんに抱かれると妹はピタリと泣き止む。その光景を見ながらオレは誓った。今度絶対リベンジしてやる。
妹にはまだ名前が無い。母さんと父さんがまだ姓名判断の本とにらめっこをしながらああだこうだと言っている。オレはその名前が妙なものにならないように軌道修正する役目だ。というか、いい加減決めないと役所などでの手続きが大変だと思うのだが。
そして妹は正直言ってブサイクだ。顔はぶくぶくだし、唇もたこのように膨れている。そう正直に母さんに言ったところ、母さんはやっぱり笑った。赤ちゃんの顔なんて皆そんなものよ、だそうだ。オレも?と聞いたら、もちろんと返ってきた。なんだか複雑だ。
今度は父さんが妹を抱き上げた。高い高いをしようとして母さんに怒られている。そのときに妹が声を立てて笑ったので、オレと父さんと母さんは顔を見合わせて笑った。
ああ、今日はなんという幸せな日なんだろう。
オレは昨日と同じことを考えていた。
(071112)
まだ咲き初めの桜の下、貴方の背中が段々と遠くなる。出逢ったのは去年の桜が散りきった頃。貴方は私の名前すらおぼえていないのかもしれない。
それでも、
一目見るだけで嬉しかった。
ほんの少し話すだけで幸せだった。
それも今日が最後。もうこの場所で貴方を見ることもないのでしょう。私は何もしなかったけれど、それでも私は貴方と同じ時に同じ場所に立っていたことを何よりも嬉しく思おう。だから、私は見送るだけ。
花風が吹き、咲いたばかりの桜がふわりと舞い上がって貴方に落ちる。花びらはほんの一瞬だけ貴方に触れ、気付かれることなくもう一度吹いた風にとばされる。どこへ行くでもなく漂うそれを、私は確かに見送った。
(070928)